写真展フクシマは叫ぶ ~これが明日のふるさとか~
写真展
福島原発事故から6年3ヶ月。
「フクシマは叫ぶ」写真展にぜひお越しください。
<入場無料>
日時:6月2日(金)・3日(土)・4日(日)
9:30~21:00(2日は11:30~、4日は20:00まで)
会場:クレオ大阪東・展示ギャラリー
http://www.creo-osaka.or.jp/east/
<展示内容>
■健康被害は拡大
2月20日、福島県は県民健康調査で小児甲状腺がんになった子どもが184人になったことを発表しました。周産期(妊娠22週から出生後7日)の赤ちゃんの死亡や心臓疾患が増えていることも分かってきました。
放射能による健康被害は拡大し続けています。しかし、東京電力と政府は原発事故と健康被害の因果関係を認めず医療補償を行っていません。
■被ばくの強要
年間20ミリシーベルトという高線量地域への帰還が推し進められています。レントゲン技師などの専門家でも年間5ミリシーベルト以下が基準で、レントゲン室内では飲食が禁止されています。その4倍の放射線量がある場所に帰還せよというのです。避難指示解除準備区域や居住制限区域の避難指示が次々と解除されていますが、戻る人は1割程度にすぎず高齢者ばかりです。
チェルノブイリ原発事故で大規模な放射能汚染にさらされたベラルーシでは、年間5ミリシーベルト以上の地域では避難させられます。広範な住民に年2回の健康診断と保養への援助が続けられています。
■命より金の原発マフィア
安倍首相は「(福島の状況を)アンダーコントロール」にあると「復興」を演出しています。史上最大の大公害を起こした東京電力と国の責任が、放射能が見えない臭わないことをいいことに免罪されています。国は原発再稼働をすすめる一方で、福島原発事故処理費がこれまでの予想の2倍になる21.5兆円になるとし、電気料金への上乗せや税金で国民負担でまかなおうとしています。被害の実態を無視し補償をしない政府の姿勢が避難者の子どもたちへのいじめにつながっています。
■メディアが伝えない真実
私たちは何度も福島現地に足を運び、賠償と補償を求める人たちと交流してきました。首相官邸前や全国各地の電力会社前で行われている行動とつながり、関西電力本店前で金曜日抗議行動を行ってきました。
福島現地や関東周辺で撮影した被ばくの実態、避難者の姿、原発の地元の闘いなど、メディアが報道しない写真を展示します。
■知ってください!
原発銀座と言われる福井県の原発で事故があれば、私たちも被ばくさせられます。水道の水は飲めなくなります。
原発を廃止し、未来に美しいふるさとを引き継いでいかなくてはなりません。フクシマの真実を知ってください。
主催:平和と民主主義をめざす全国交歓会 |
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