５．１７ 大阪都構想住民投票「反対」多数で勝つ！

◎5.17大阪「都構想」住民投票 「反対」多数で橋下・維新に勝利！

５月１７日に行われた住民投票で１万７４１票差で「反対」が多数となり、『特別区設置（「都構想」）』は否定されました。これで「都構想」は廃案となり、大阪市は政令指定市として存続します。橋下・維新は敗れたのです。これは、大阪市民の良識と、橋下・維新の改憲・戦争、新自由主義路線と闘う全ての人々の勝利です。

◆｢都構想｣＝市民生活破壊は否定された
橋下・維新は、「都構想」が「問題解決の唯一の切り札」であると、これを推進してきました。

しかし、「都構想」はカジノや高速道路建設・リニア誘致など、財界が儲ける大規模開発（モノ）のために税金を投じる行政システムをつくることを目的としています。保育・教育・医療・介護などの市民関連予算は奪い取られ、市民生活は根本から破壊される。市民は、これを拒否したのです。

◆今こそ、市民による社会の変革を！

大阪のことを決めるのは、主権者である私たち市民であり、橋下・維新ではありません。
今回「賛成」を投じた方々も含め、市民は変革を求めています。今こそ、橋下市政によって破壊された市民生活を回復し、誰もが平和で豊かに生活できる大阪を取りもどすため、市民による改革を提案し実現するときです。民営化や大規模開発などモノではなく、『徹底して人に税金を使う１０年改革』です。


◆安倍・橋下の「改憲連合」の一角は倒された

橋下市長は政界から退き、維新の党の江田憲司代表も代表を辞任します。安倍政権とタッグを組み憲法改悪を進めようと考えていたその一角が倒されたのです。
改憲・戦争の維新政治の終わりの始まりです。

５月１７日、沖縄では3万5千人が結集し、「戦後70年 止めよう辺野古新基地建設！沖縄県民大会」を成功させました。沖縄の人々と連帯し、安倍政権のすすめる戦争法案を廃案としましょう。
平和で豊かな大阪市、そして社会をつくり出していくためにみんなで力を合わせ前進していきましょう。
2015年5月18日 山川よしやす　







● 5月23日（土）

「戦争法学習＆沖縄ツアー報告会と安倍・橋下倒せデモ」

・13:00～15:00 戦争法学習＆沖縄ツアー報告会 　
＠ＬＡＧセンター（城東区蒲生1丁目6-21 京橋駅より徒歩8分）
・15:30～16:00　デモ　＠城東区内（詳細はこれから）