4・27反原発交流会

　今から38年前、1986年4月26日、当時のソ連邦、チェルノブイリ原子力発電所の原子炉が暴走し大惨事を引き起こしました。当時のメディア論調では、ソ連の旧式で危険な原発であるから事故を引き起こしたのだと喧伝されました。そのような中、我が国でも、1991年と2004年の美浜原発の一次冷却水漏れ事故や水蒸気漏れによる死亡事故、2007年の新潟県中越地震による柏崎刈谷原発の事故など、多くの大参事の一歩手前の事故を引き起こし続け、ついに、2011年の福島原発の大参事に至りました。そして、事故直後は反省したかのように見えた日本政府でしたが、その後は自らが引き起こした事故について、「食べて安心」やこれまでの放射性物質の封じ込め策を否定するかのような遠隔地域での「低放射性がれきの焼却」のような地元民が頼んでもいない全国キャンペーンなど、メディア工作による放射能安全神話を全国民に対して吹き込んできました。
　今年に入り、石川県の能登半島や愛媛県の豊後水道で起こった地震など、原発の近くで地震が繰り返されていることは、学ぶことのない産業界に対する警鐘のようにも思えます。
　今年のＺＥＮＫＯ大会は７月２７日（土）・２８日（日）。前日のワンデイアクションも含め、関西電力の原発電力大消費地大阪から少しでも大きな運動ができたらと考えています。３．１１を振り返りながら、本年度前半を展望し、運動方針を交流します。ぜひ、ご参加を！

●ＺＥＮＫＯ関電前プロジェクト・反原発交流会●
■日時：４月２７日（土）１４時００分～１６時３０分
■場所：ＬＡＧセンター（大阪市城東区蒲生１丁目６－２１）
■内容：
●チェルノブイリ原発事故を振り返る（動画）
●原子力発電、放射能のここが恐い（スタッフレポート）
●意見・感想交流
●これからの取り組み

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