9月30日入れ墨処分撤回させる会結成

┌───────────────────────────────────────
│ ★ZENKOは、この取り組みに賛同・協力しています★
└───────────────────────────────────────
入れ墨調査拒否者への処分撤回させる会結成集会が、9月30日暴風雨の中、大阪市のクレオおおさか中央で70名の仲間を集めて開催されました。

冒頭で橋下NO市民の会の松尾事務局長から今回の処分の経過と不当性、闘いの
報告があった。「憲法違反の入れ墨調査を橋下が行ったのは、1万9千人の市役所
職員の首切りに抵抗できない支配を築き、市営地下鉄をはじめ市民の財産のたた
き売りー民営化に抵抗するものをなくすることが、狙いだ。処分を撤回させる闘
いは、橋下の公務員首切り自由を許さない闘いになる。グレートリセットに反対
する人権センター存続の闘い、がれき受け入れ反対など全ての人々と手を結、び
処分撤回まで闘おう。」と提起されました。
その後不当処分を受けたなかまユニオンの組合員3名から闘いの決意が語られま
した。

2012年9月30日入れ墨処分撤回する会結成集会 066.jpg2012稔月30日入れ墨処分撤回する会結成.JPG

●津々木さん
「処分が下される8月28日には働いている区役所前で『絶対に処分は許しませ
ん』とビラを配った。9月11日には処分を受けた3人が大阪市役所の前でそろって
マイク宣伝をし、人事課に申し入れ行動を行いました。日に日に撤回させるまで
闘うんだという気持ちが強くなっている。6人が入れ墨調査を拒否したことは大
きな意義がある。憲法違反に反対だという声があること示すことができる。あら
ゆる場所に出て行って訴え、橋下を追い込み、もの言える職場を作っていく。参
加していただいたみなさんに大きな元気をもらいました。最後まで闘います。」

●森さん
「十三淀川病院で長い間看護師をしています。患者さんの健康の回復に貢献した
いと思って仕事をしてきました。入れ墨調査票の人体図を見たとき嫌悪感を覚え
ました。人を大切にしたいと言う信条で働いてきたものとして絶対に拒否しよう
と思いました。処分通知には「公務員として著しい非行があり。」と書かれてい
ました。改めて大きな怒りがわきました。橋下の文句があるやつをあぶり出しも
の言えなくさせるーこんなやり方は許せません。調査に応じてしまった人の悔し
さも受け止め闘います。」

●矢野さん
「1973年に就職して一貫して下水道の水質検査の仕事をしてきました。橋下市長
は1万9千人の首を切ると言っています。いっしょに働いている現業の人たちを全
て首切りし、非正規に置き換えるということが狙われています。100年も市民の
水を守ってきた歴史を壊すことは許せません。入れ墨調査はこのような民営化に
職員を抵抗させなくするのが橋下の狙いです。大阪市の職員組合は橋下の攻撃に
自主規制して抵抗しなくなっています。しかし職場の仲間の怒りは日に日に大き
くなっています。橋下の攻撃に対抗し先頭に立つものを支援しようという雰囲気
がはあります。多くの仲間に撤回させる会に入ってもらおうと思います。処分を
撤回させるまで闘います。

支援者から激励や「わたしも事務局に入れて下さい。」の発言が続く。ひときわ
大きな拍手があがったのは同じ職場の同僚からの発言でした。
森さんの同僚のIさん「わたしは入れ墨調査に応じてしまった森さんを一人にし
ないで職場からささえていきます。同じくNさん「森さんはいつでも患者さん第1
に考えて行動する、パワフルな頼りがいのある先輩です。わたしの力は小さいで
すが応援していきます。」矢野さんの元同僚のAさん(退職者)「テレビで矢野
くんが出て入れ墨調査を拒否し処分されたことを話していてびっくりした。不当
な処分であることは裁判するまでもない。力はないが応援する。」
撤回する会は火曜部金曜日の市役所前での行動の継続、10月22日人事委員会提訴
の日に集会を持つ、会員の拡大などの方針を決めまいた。参加した多くのかたが
「気合いがあった」「ひきしまった」などの感想が口々から聞こえました。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました