2018年12月14日の関電前星空交流会 テーマは中間貯蔵施設問題と乾式キャスクの問題 
 関電あかんでん!包囲行動 

スタッフの秋野です。20181214日(金)の星空交流会のテーマは「中間貯蔵施設問題と乾式キャスクの問題」他です。以下の記事を参考に学習会を行います。どなたでもご参加歓迎します。お気軽にお越しください。

 

日時:20181214日(金)19時から20時くらいまで

場所:関西電力本店 北西角

   (京阪「渡辺橋」3分 地下鉄「肥後橋」下車5分)

 

中間貯蔵計画地、県外候補地依然見えず 関西電力 明示期限1カ月切る

<福井新聞2018127日>

http://fukunawa.com/fukui/41274.html

関西電力が県に約束した原発の使用済み燃料の中間貯蔵施設の具体的な県外立地計画地点の明示期限が、1カ月を切った。西川一誠知事は年末に回答されるとの見通しを示し、「関電は現在、精力的に取り組んでいる状況」と説明する。ただ先が見通せない中で、県内立地首長は相次いで、敷地内などで金属製容器(キャスク)に保管する乾式貯蔵を検討すべきとの声を上げた。来春の知事選も絡み、関係者からは「年内に報告には来ると思うが、自治体名までは出せない。越年では」との声も聞こえ始めた。

■事実上の再稼働条件
 昨年11月の大飯3、4号機の再稼働地元同意を巡り、関電の岩根茂樹社長は西川知事に対し、「2018年に県外の中間貯蔵施設の具体的な計画地点を示す」と明言した。これに対し、西川知事は一定の理解を示し、再稼働同意にかじを切った。岩根社長の言質が、事実上の同意条件となった。今年1月、年頭あいさつに訪れた岩根社長に対して、西川知事は「結果を出してほしい」とくぎを刺した。
 明示期限が残り1カ月あまりとなった11月21日の知事定例会見。トーンは下がった。西川知事は「関電は年末に向け現在、精力的に取り組んでいるので、われわれとしては待ちたい」。さらに11月20日の使用済み燃料対策推進協議会での世耕弘成経済産業相の「あらためて事業者等の連携を強化し、官民挙げてこの問題を積極的に取り組みたい」との発言を引き合いに、「国もしっかりリーダーシップをとって進めてほしい」と述べ、矛先を国に向けた。12月5、6の両日に行われた県会一般質問でも同様の答弁を繰り返した。
 嶺南選出の県議は「年内は具体的な自治体名までは出せないのではないか。交渉が大詰めで再度説明するとの回答などになるのでは」と見通す。別のベテラン県議は「明示できなくても原発を止めることはできない。ただ、関電は覚悟を持って回答すべきだ」と語気を強める。

■乾式貯蔵発言相次ぐ
 先を見通せない雰囲気が広がる中、関電の原発が立地する県内首長は、そろって使用済み燃料の原発敷地内などでの乾式貯蔵に言及し始めた。
 「県内での貯蔵を俎上(そじょう)に載せてもいいのかなと思う」(野瀬豊高浜町長)、「(乾式貯蔵を)前向きにとらえて練る必要がある」(山口治太郎美浜町長)「(乾式貯蔵は)選択肢の一つであることは間違いない」(中塚寛おおい町長)。中間貯蔵施設の県外候補地選定が進まなければ、原発構内に使用済み燃料がたまり続けることに懸念があるからだ。
 原子力規制委員会の更田豊志委員長は11月の定例会見で、敷地内にある使用済み燃料は乾式キャスクでの貯蔵を望むとの認識を改めて示したことが各町長の発言の背景にある。中堅県議は「県外にすぐ搬出できるわけではない。より住民の安全性を考えての発言だ」と解説する。
 一方で、来春の知事選が影響しているとみる関係者も少なくない。出馬を表明している前副知事の杉本達治氏(56)は「物事を決めつけてやりきることがいいこととは思わない。(乾式など)何が安全か、立地、準立地自治体を含めてよく話をしながら進めていく」との考えを示している。「あくまで県外搬出」を主張する西川知事とはスタンスの違いが鮮明になっている。
 先の中堅県議は「知事選を控え、首長の発言は軽視できないはず」と指摘。その上で「(計画地点の)交渉相手との調整があり、軽々には(自治体名は)明示できないはず。あとは県が関電に対しどこまでの答えを求めるかだ」とした。回答は12月県会が閉会する18日以降とみられる。明示しない場合、県はどう対応するのか。関電の答えに注目が集まっている。

 

 

使用済み燃料の乾式貯蔵「前向きに練る必要」 会見で美浜町長

<フクナワ (沖縄タイムスX福井新聞)2018125日>

http://fukunawa.com/fukui/41213.html

福井県美浜町の山口治太郎町長は12月4日の定例記者会見で、原発の使用済み燃料を敷地内などで金属製容器に保管する乾式貯蔵について「前向きにとらえて練る必要がある」と述べた。原発内のプール貯蔵から乾式貯蔵への移行を促す原子力規制委員長の発言を受けたもの。
 山口町長は、関西電力が年内に候補地案を示すとしている中間貯蔵施設の県外立地の方針を重視する考えに変わりはないとしたものの、候補地選定が進まない場合などの選択肢として、原発構内などでの乾式貯蔵を考慮する必要があると示唆した形だ。
 規制委の更田豊志委員長が11月28日の記者会見で「乾式貯蔵を望みたい」と発言したことを受け、山口町長は「乾式貯蔵の方が発電所の安全性が高まるという話なので、重い発言だ」と指摘。乾式貯蔵場所に関しては「まだ考えはまとまっていない」と述べるにとどめた。
 山口町長は任期満了となる来年3月での引退を表明しているが、関電の年内発表や規制委員長の発言を含め、町会などの意見も聞いて考えをまとめていきたいとした。
 同町では2004年、町会が中間貯蔵施設の誘致を決議し、山口町長が関電に立地調査を要請した経緯があり、町長は「決議は今でも生きている」とも述べた。

 

 




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